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【感想】「綿月姉妹合同」を読んだので感想を書いてみる【東方】

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www.mariyatsu.com

 冬コミ前にこのような記事を書いていた。

 書いたからには、実際に読んでみねばなるまい?

 そう考え、メロンブックスで予約して手に入れた。

 本稿はその感想を著述したものである。せっかくなので、とことん書いてみる次第だ。

 なお、ネタバレが当然のように出てくる。もしこれを忌避するならば、本稿を読まずに同作を手に取ることをおすすめする。

 ……と思ったが、すでにメロンブックスの委託分は売り切れてしまったらしい。恐ろしい合同ね!

 また、ところどころで敬称略を行っていることを先だって掲示して無礼講感を醸し出しておく。

 

www.melonbooks.co.jp

【2017年1月9日更新】

 と思っていたら、通販の再予約が始まっていた。本記事で興味を持たれた方は手に取ってはいかが。

 

表紙

 表紙からして豪華である。合同に参加しているイラストレーター複数名による合作だ。目次の内容から引用すると、メインがPFALZ氏、線画がうにゃ吉氏、三味線氏、真菜氏、6氏、色塗りがaaaaam0氏となっている。

 すごいものである。「全部1人でやればいいよね」と光栄(懐かしい表記だね)のゲームで1人8勢力マルチプレイをやった私にとっては、憧れるレベルの共同作業である。しかも、この表紙の綿月姉妹は二人の手でハートを作るラブラブ具合だ。もう結婚しちゃえよ。大丈夫、八意様が何とかしてくれるって。

 永遠亭組のみならず、サグメや清蘭や鈴瑚まで押さえているのが心憎い。

「Twin Princess of Lunatic Kingdom.」という英訳が表紙下部に配されている。こういうの大好きだ。直訳すると「狂った王国の二人の姫」である。すごいぞ、「非現実の王国で」みたいだ。一緒にされると、綿月姉妹的には難色を示しそうだが。

 

カラーイラスト

 こうした美麗な表紙をめくると、遊び紙1枚を挟んでカラーイラスト群が出迎えてくれる。

 数は4枚。それぞれの担当別に見ていこう。

PFALZ

 表紙からちびキャラとロゴを除いたイラスト。本合同のメインを飾るにふさわしい綿月姉妹の御姿を拝むことができる。

 こうしてカラーイラストで見るとわかるが、姉の豊姫と妹の依姫、それぞれのリボンが相方の髪色に近いものになっているのだ。

 渾然一体感にあふれていて、とてもいい。

わいら

 月下美人。

 この言葉を想起させる秀麗さだ。綿月姉妹には満月がよく似合う。二人は月の代表格として、全き夜の支配者として、穢土のあらゆる侵略者と戦うのだ。さながら彼女たちが崇敬するところの八意永琳が月を背負って戦ったように。

 依姫が姉の手を引くような、豊姫が妹の手を取るような……。そういう関係性にあふれた1枚である。

理中モルチ

 おっぱいでけぇな! すげぇおっぱいでけぇな!

 姉妹で乳房を押し付け合う様は垂涎の美。乳房の形の変化から考えるに、豊姫はふんわりとろっと系なのに対し、依姫はぐにもみっ系であることが想定される。

 ただ、より特筆すべきはお腹だ。「魅惑の腰つき」という言葉があるが、まさにその魅力にあふれている。触ってみたいね。ね?

えふぇ

 女教師! 女教師の綿月姉妹! そう来たか!

 この絵を見た時、たぶん「孤独のグルメ」……いや、「食の軍師」的な表情になった。これは性癖の五丈原や!

 衣装がアレンジされているのもグッドポイント。豊姫はミニスカ、依姫は黒パンスト。ごつい威力だ。豊姫にはメガネも付与されていて、これがまたかわいい。

 

モノクロイラスト

三味線

 合同の主催である三味線氏、その幼少期の綿月姉妹&輝夜の写真風イラスト。永琳とサグメもいるよ。

 何にでも興味を持つ豊姫と、意外と引っ込み思案な依姫というコントラストが気持ちいい。また、氏の特徴でもあるが、輝夜の眉が太めである。太眉輝夜。これがかなり似合っていて、素直に受け入れられるのだ。

 しかし、サグメはいったいいくつなのだろう?

 やはり神のように長生きをしているのか……あ、永琳さんは座っててください。

PFALZ

 依姫騎士と豊姫。「依姫の騎士装束」と「姫騎士」が掛詞になっている。確かに姫騎士属性だ。エロ展開に持ち込まれやすそうな特徴を有しているし。

 豊姫は……確かに、なんだろう。PFALZ氏も「豊姫はなんだろう~」とコメントを付記しておられるのだが、こう、プリンセスというには違う気がするし、うーん。

 あえて言うなら、スカーレット・オハラ的な印象がある。月面でも南北戦争とかあったんだろうか。

TOKIAME

 豊姫が酒を飲んでいる。よりイラストに近い感じで言うのなら、SAKEをNOMI干している。酔った兎が徳利を持っているが、豊姫ならなるほど飲ませそうである。

 依姫が呆れている風だが、そりゃそうだ。そんなこったから幽々子にぎゃふんされるのだ。

 しかし、このうどんげっしょーにも通じるゆるさが二人の魅力ではある。

 

綿月姉妹解説(三味線)

 サンプルページでも公開されていた、綿月姉妹の簡単な設定解説。

 豊姫なら「森を素粒子レベルに分解する扇子や絶対に切れないフェムトファイバー等の月の最新兵器を所持している」(漫画版儚月抄底巻p97・105)、依姫なら「八意永琳の又甥夫婦の息子の嫁かつ永琳の弟子」(小説版儚月抄p14)など、わかりやすい上に出典を明記してくれているので、非常にありがたい。

 というか、お前ら二人とも食いしん坊だな!

 

プロローグ~いともたやすく行われるえげつない行為~(三味線)

 D4Cである。いきなり豊姫が並行世界の自分を連れてきている。これが綿月姉妹合同の基本設定というわけだ。人の数だけ幻想郷。いやいや、月世界だって人の数だけあるのである。綿月姉妹もまた然り。

 それにしても、三味線氏の豊姫は本当にとよとよ感がすごい。「とよよ」や「とよよよよ~」の効果音がとても似合う。

 この3ページの漫画でも1ページに一度は「とよよ」っている。豊姫のとよよ感のすごさである。

 

紺珠伝前日譚(とくにないです)

 とんでもねぇスピード感であっという間に読んじまったぞ!

 そんなシリアスと見せかけて超スピードなギャグ漫画。本来は「紺珠伝5面の間にこんな出来事が起きてたんですよ」という挿話なのだが、そんなことが些末に思えてくる。そうか、よっちゃんの本質はギャグキャラだったんだ! なんとなくそんな気はしてたよ! 何しろ旦那が姉の息子だからな! このケガレウーマンめ!

 何気に依姫がモーニングスターを手にしていたり、縛られて股が見えそうになっていたり、小ネタが散りばめられている。……っておい、よっちゃんばかりだこれ!

 激しい台詞回しからの最後の1ページまでの流れは必見。「君は、刻の涙を見る」とはこういうことを言うのかもしれない。

 

地上の本はいま月へ(りふれ)

 豊姫はぽんこつで、依姫は苦労人。綿月姉妹の黄金比である。

 それを再認識させてくれる作品。豊姫が同人誌を作りたがるという、もうこの時点でろくでもない結末を予感させる導入だ。

 4ページという限られた枠の中で最も特徴的なのは、デフォルメされた豊姫がすさまじくかわいいという点だ。桃を「ちょろまかし」ているコマなどは特に良い。養いたくなるかわいさとはこういうものかもしれない。

 

まんじゅうKOWAII(aaaaam0)

 豊姫は地上のイナバが好き過ぎる……。

 そんな豊姫がうさぎ饅頭を作る話。うさぎ饅頭といっても、中身にうさぎ肉が使われているわけではないのでご安心を。中は餡である。

 ほんわかした綿月姉妹、ほのかに百合成分を感じさせる綿月姉妹。そうした「関係性」を感じさせる描写が心を掴む。

 また、月兎がぽんこつ枠で登場する。おやつで懐柔される兵隊がぽんこつでなくて何だというのだ。

 

Continental drift(根黒)

 すべて読み終わった後に、タイトルの親和性に気づく。「Continental drift……ああ、そういうことか!」。なお、Continentalの和訳がわからなかったために調べた。英語には全く自信がないのである。

 一言で表すと、永琳が豊姫と依姫を弟子に取る時の話だ。全編を通して流れる空気が、原作のそれに近い。ここまでぽんこつだった豊姫が偉大なるオーラをまとっている様は、儚月抄で最も恐ろしい存在として君臨した彼女を彷彿とさせる。

 輝夜が書いたという本のタイトルのギミックも効いていて、良い味だ。

 代わりに依姫が一本気のぽんこつになっている? そこに何か問題が?

 

指輪(うにゃ吉)

 指輪は「ニーベルングの指環」や「指輪物語」に見られる通り、誓約とともに支配を意味するアイテムであり、ファクターにもなる。いや、デバイスと言った方が良いのかもしれない。

 そんな器物を巧みに使って、どっひゃあな愛情物語を仕上げてくれた。さすがうにゃ吉氏といったところか。何しろ1ページ目下段の依姫の表情が尋常でない。「その時、依姫に電流走る」な塩梅である。

 自由な姉と謹直な妹。

 どうだろう?

 何かが芽生えてくる気がしないだろうか?

 そこにロマンスを覚えたのなら、貴方はこの作品をぜひ読むべきだ。サグメも良い役割で出てくるし、新しい世界を見せてくれる心地になれる。

 

姉妹喧嘩(6)

 夫婦漫才と姉妹喧嘩は似ている。そうでもないか、そうか。

 だが、この二つに奇妙な親和性を感じてしまう。この話はそういう話だ。依姫とサグメのやり取りがメインで、「綿月依姫」という存在をより実感できる内容になっている。

 では、豊姫はあくまでスパイスに過ぎないのか?

 答えはノーだ。たとえイエスだとしても、綿月豊姫がこの物語を締めくくるにふさわしい、主役級の香辛料であることを認めざるをえない。物語を通じて、綿月姉妹というもののあり方を知ることになるだろう。

 最後のコマのね、豊姫と依姫の表情の対比がね、いいんだまた……。

 

桃とうさぎ(熾城けいすけ)

 ンモー、とよとよはすぐ地上の兎を連れてくるー。

 というわけで、地上の兎が月に連れてこられる話。豊姫らしいゆるさと依姫らしい実直さがよく描写されている。

 しかし、この地上の兎。ただの兎じゃあない。あっさりネタバラシをすれば、妖怪兎である。てゐによく似た感じに描写された彼女は一言もセリフを発しないが、「こう言ったかもしれない」という想像を掻き立てさせてくれる。萌え袖状態の月兎兵姿もかわいい。

 最後は月からのおみやげを持って再び地球へ。月は天や海の底に擬されることがあるし、設定考察でも月世界はあの場所だとされている。そこからのおみやげと言えば……?

 

理想の上司(真菜)

 依姫は悩む姿がよく似合う。彼女のような気質は苦労するものと相場が決まっているのだ。仕方ない。そういう星の下に生まれたのだから。

 しかし、この物語は美しい。玉兎たちに嫌われていると感じる依姫に、輝ける救済が舞い降りる。姉たる豊姫の存在の大きさも感じて、優しい物語に仕上がっている。

 本筋とは関係のないところだが、黒髪の玉兎が好みである。

 本当に関係ない?

 仕方がない。本心なのだから。目を輝かせるシーンは3人とも愛おしいけれども。ただ、それ以上に表情豊かな依姫が良い。懊悩、解放、照れにデレ。いろいろな彼女を楽しむことができる。

 

一夜限りのムーンラビット(海野プリン)

 先だっての予告記事を作成した時に、すでにサンプルがアップされていた作品。兎に兎を買わせる話……と書くと、途端に豊姫がド外道のように見えてくるが、決してそんなことはないほんわかした内容なのでご安心いただきたい。

 というわけで、豊姫が地上の兎を買ってこさせた話。この兎はまさしく誰もが知るところの兎である。

 兎をモフろうと手を伸ばす依姫と、それをぷるぷるしながら阻止する豊姫がとても良い。

 兎を膝に乗せて、緩やかな表情をする二人もとても良い。

 そうして地上に送り返された兎にとって、月での一時は一夜の幻か胡蝶の夢か、はたまた……。

 

月の民少子化対策(ととみねぎ)

 タイトルを見て「産めよ増えよなやつだ」と直感した貴方。正解である。玉兎は年中発情期。まったくいやらしいやつらめ!

 というわけで、月都秘密議会で少子化対策について話し合う月人ズの皆様である。

 真面目なよっちゃん! ふしだらなとよちゃん! 月都総淫ピ計画なA先生! まさかのかわいい枠のサグちゃん!

 そうか、サグメは性欲旺盛だったんだ……。そんな気分になる照れ顔がたまらない。1ページのメガネっ娘よっちゃんもいいけど、サグちゃんさんいいよね、うん。

 

八意欠乏症(k4m)

 ダメだこの綿月姉妹! 両方ぽんこつだ! 全部えーりんのせいだ!

 1ページの頑なに風邪を主張する綿月姉妹が愛らしゅうてな……。もちろん、それゆえに2ページ目の永琳が引き立つのである。心因性のアホだから仕方ないのである。アホのエナジーは底なしだ。

 そして、永琳からきつい言葉を投げかけながらも「はきゅ……」とする綿月姉妹。本当にダメだこの二人。月都はもうおしまいだ。良い意味で。

 

エピローグ~ウラシマ効果~(三味線)

 ウラシマ効果という語を最初に知ったのは何だったろうか。トップをねらえだったかもしれないし、宇宙戦艦ヤマトだったかもしれない。

 そんな言葉通りのオチが待っているエピローグ。話の筋は2ページなのであっという間だが、珍しくウキウキしている依姫が愛らしい。

 だが、なんといってもクライマックスのコマだろう。漫画版儚月抄へのリスペクトが感じられる、素敵なぎゃふんコマである。本当はもっとどえらいことになっていても、なんとなく東方らしい落ち着き方をしている気がする魔法のコマだ。

 豊姫も依姫もとてもぎゃふんが似合うんだよなあ。なんでだろうなあ。ほのかなエロ衣装だからかな。突き詰めすぎると「ビッグショーみたいな服」と描写してしまうことになるあの服……。

 

三味線氏の挨拶ページ(三味線)

 ここも写真風のモノクロイラストなのだが、時間軸現在の月世界関係者が総出演である。綿月姉妹はもちろんのこと、レイセンもいれば鈴仙もいるし、輝夜がいれば永琳もいる。サグメがいれば、清蘭、鈴瑚もいて、てゐも映っている。こういう写真を撮ってほしい。和気あいあいであってほしい。そんな願いを感じる。勝手に。

 ほのかに姫うどんしているのがポイント。その前で団子食ってるのはもちろん鈴瑚。やはり能力からして食い気であるから、幻想郷のグルメ全一の座に躍り出るのもそう遠くないかもしれない。むしろもうなってる?

 綿月姉妹の良さをおすすめする布教本という位置づけから考えると、大成功と言えるのではないのだろうか。むしろ増刷するべき。先立つものさえあればだが。

 

89ページ(三味線)

 どうだ。とうとう見出しがページ数だぞ。

 このページはここから先のおまけコーナーの扉絵があるのだが、なんと表現すれば良いかわからなかった。あっ、「おまけコーナー扉絵」で良かったのか……でもインパクト重視で変えずに行く。

 机に突っ伏して寝ているレイセンに、豊姫が「おまけ」と落書きして笑っている。笑いをこらえる依姫の表情は珍しい感じ。

 綿月姉妹合同は全体的にこういう優しい雰囲気に包まれているので好きだ。私は書くのは殺伐なのが好きだが、読むのはほんわかした方が好みなのかもしれない。まあ、殺伐としているのも読むけど。つまりどっちも面白くてかわいけりゃいいのである。やったね。

 

7pで分かる東方儚月抄(三味線)

 サンプルページにもあった箇所である。エロいことになりつつあるよっちゃんのコマから始まる。もちろんイメージ映像なので健全だ。安心していただきたい。

 7ページそれぞれが1ページ漫画の体裁を取っており、それぞれ「くっ殺さん」「そっ殺さん」「地上人来襲 その1」「地上人来襲 その2」「首置いてけ!お前大将首だろう!?」「伝説の超フェムトファイバー」「ぎゃふんEND」「てゐさん最強説」とタイトルがついている。

 あん? 7ページなのにタイトルが8個あるって?

 その通り。なんと+1と称しておまけがついている。それが「てゐさん最強説」なわけだが、確かによくよく考えてみればてゐはとっくの昔にすごいことをやってのけているのだ。もっと語られていい。

 しかし、花京院ネタといい、本家の儚月抄ネタといい、東方ボスラッシュネタといい、いろいろなギミックに満ちている。たぶんまだあるだろう。あと地上人は基本的にわるいやつ。ホントにこわいね。

 

キャラクター相関図(三味線)

 キャラクター相関図である。これもサンプルで確認できる。今更ながら、サンプルは下記。

www.pixiv.net

 ……この鈴仙チャラいぞ! より正確に言うなら、この鈴仙・優曇華院・イナバちゃらいぞ! 何このゴテゴテしたサングラスをかけてそうな鈴仙! 調子乗り属性とか原作的だな!

 というわけで、月人のみならずその周囲との関係が一目で分かる。永遠亭やイーグルラヴィのみならず、紅魔郷組や妖々夢組、さらには神霊廟組や紺珠伝組との関係も一発で把握だ。嫦娥、見てるか!

 チャラい鈴仙は紹介した通りだが、ここまで勝ち気な表情のレイセンも珍しい。玉兎はそれくらい無茶無謀であってもらいたい。やったれ。

 

あとがき

 あとがきロゴも凝っている。文字の中に三味線氏の描いた月関係者が入っているのだ。

 そんなあとがきページだが、さすがにこの内容をばっさり書いてしまうのもどうかといったところだ。なので、どういう著者近影があるかの統計をとってみた。

綿月豊姫 6
綿月依姫 8
蓬莱山輝夜 1
八意永琳 1
鈴仙・優曇華院・イナバ 1
レイセン 2
射命丸文 1
げっ歯類 1
黒い鳥 1

 ちなみに、複数描かれているのはそれぞれでカウントした。なので数が多い。

 いつもの著者近影を使われている方。綿月姉妹で合わせてきた方。各々の個性が出ているのではないだろうか。

 誰がどれを使っているか予想してみるのも楽しいだろう。

 とよよ!(全部気に入ったから感想をまとめてみたよという声)

 

奥付

 事務情報の他に、巻末4コマがある。なんと東方憑依華ネタという最新のところをついてきた。そらよっちゃんはウキウキやろなあ……。

 そわそわしている依姫の表情を見ていると、こちらも顔が緩んでくる。でも、出れるかねえ。候補キャラは結構いるからねえ。

 それでスペシャルサンクスを見たら、所属するサークルの代表が組版をしていた。マジか。104ページあるこれ組版したんか。奥付見るまで知らんかった。

 良いものとの出会いも期せずして起こるものだが、思わぬ真実との邂逅もまた期せずして起こるものだ。これもまた同人ならではの面白さと言えるかもしれない。