戦争をテーマとしたゲーム音楽私選
8月15日と9月2日について考える予定だった
「9月2日は太平洋戦争の終戦の日か」というエントリを書いていて、気が滅入ってきたので廃棄しました。
「8月15日は玉音放送の日」であって、かの戦艦ミズーリにて「降伏文書に調印した9月2日」こそ終戦の日であるという考え方は、連合国を中心とした諸国で受け入れられています。
他方、「サンフランシスコ平和条約の発効した4月28日」を終戦の日とすべきという議論も日本にはあって、もう何が何やら。
そのあたりをつらつらと書いてみようかと思ったわけですが、体調が悪い時にこういうタフな話題を考えるもんじゃないですね。すっかり疲れてしまった。
こうした話は心身壮健なる時にやるべきだと痛感します。
興味のある方は、以下の記事等をご参照いただければ。
戦争にまつわるゲーム音楽の紹介
だもんで、予定を変更。
「戦争」という大テーマにまつわるゲーム音楽で、好きなものをつらつらと紹介させていただきます。まずはこちら。
提督の決断III
この系統の国産SLGとしては筆頭格。「提督の決断III」より連合艦隊メインテーマです。太平洋戦争をモチーフにした同作の戦域は、西はインドから東はアメリカ西海岸まで。
旧作では海軍にとって最大のライバルであった陸軍ですが、本作では完全に統合軍といった位置取りで、自由に配置等を決定することができます。
畑俊六元帥ら陸軍の主な顔ぶれを覚えたのは、このゲームだったような気がしますね……。
Hearts of Iron II
スウェーデンの会社であるParadox Interactiveが送り出した、第二次世界大戦SLG「Hearts of Iron II」のメインテーマとも言えるOverture。
戦域は世界すべて。欧州、アフリカ、アジア……そこに分け隔てはありません。
公式物量チートことアメリカ合衆国の精強無比さと、ホントに畑で兵士採ってるんちゃうかとばかりに物量で押してくるソ連の恐ろしさを追体験できます。
同シリーズは現在第4弾まで出ていますが、4作目の出来が非常に良いみたいですね。いつかプレイせねばと心に決めております。
Red Alert 3
Electronic Arts社が送り出したトンデモ系リアルタイムストラテジー「Red Alert 3」からSoviet March。
えっ、何がトンデモなのかわからない?
そうですねぇ……「ヒトラーとアインシュタインが存在しない世界で、結果的にソ連が一気に拡張し、核兵器がないおかげで日本も膨張し、欧米連合vsソビエト連邦vs旭日帝国の三つ巴の世界大戦が繰り広げられる」って言ったら、ちょっとキテハーな部分がわかるかと存じます。
旭日帝国のユニットを紹介しているサイト様がありましたので、あとはこちらでどういう内容かをご確認いただければ……。
Red Alert 3 兵器図鑑3・旭日帝國 | 肯定ペンギンのぶろぐ
あとはパッケージからして「ごつさ」が見えてきますね。
コマンド&コンカー Red Alert 3 英語版 日本語マニュアル付き EA Express
- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: DVD
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Civilization V
戦争ゲームかって言われると違う気もする。そんな超がつくほど有名な文明発展SLGの5作目。
その中から、みんなのアイドルであるアステカのモンテスマとの戦争BGM。
なんでアイドルかって?
いわゆる「話せば長くなる」案件ですので、こちらをご覧ください。
もっとも、アイドルという意味ではガンジーも負けてはいませんか。あちらはラスボスかもしれませんが……。
戦争はゲームだからこそ
ここで案内しましたるはほんの一握り。
それぞれの方にそれぞれの名曲があるかと存じます。
ぜひ自分にヒットする音曲を探していただければ幸い。
特に、最近はsteamの隆盛もあって、手に入れるのが簡単ですからね。裏を返せば、旧作は大体が手に入れづらいということでもありますが……。
戦争はゲームならではです。現実に体験したいと思わない。何しろ飢えたくないし、家だって失いたくないですから。
しかし、ゲームゲームと連呼していると、まるで地球連邦の興亡みたいですね。あれも続刊出ないかなあ。
今後も様々なジャンルに分けて好きな曲などをお伝えできればと思っています。
皆様の音楽のある生活に少しでも寄与できれば幸いですね。