シン・ゴジラの海外の評判や反応まとめをさらにまとめてみた
シン・ゴジラはまだまだ進撃する
こんな記事が出る程度には快進撃を続けるシン・ゴジラ。
エヴァQ超えを果たして、収益ラインもようやく超えたという話を聞きました。
それだけ東宝も力を入れていたのだと感じます。
さて、今日はそんなシン・ゴジラに関し、ひとつ気になったのでまとめてみようかと。
それが表題の通りなわけですね。各所で「海外の評判」や「海外の反応」と称していろんな記事が上がってますが、まとめたらどうなるのかしらん、と。
いやあ、動機というのがですね。自分がこのまま見られずに上映が終了しそうなので、じゃあむしろ客観的な見方ができる今のうちにやっておきたいなあと思った次第です。こういう情報集約は好きですね。見えないものが見えてくる気がして……。
そういうことで、関連ワードで検索してどういうスタンスの記事が多いか?
これを並べてみようと思います。
「シン・ゴジラ 海外」検索上位サイト列挙
オレ的ゲーム速報@JIN
数あるブログの中でも「はちま起稿」と双璧を成す嫌われ者の同サイト。
この記事が作成されたのは現時点で9時間前のようですが、すでに検索1位に来ていました。とんでもないドメインパワーを感じます。
内容はツイッターのツイート紹介とそれに関する反応のまとめ、及びコメント。
ツイートほとんどシンガポール関連ばかりな気が……台湾や香港でも公開されているだけに、そのあたりの情報がないのが気がかり。
ただ、シンガポールではとにかくヒットという感じではない様子?
すらるど - 海外の反応
海外の反応まとめサイト。
こちらの記事はアメリカのソーシャルニュースサイトredditの当該フォーラムを翻訳したものの様子。
意見は賛否両論あるものの、翻訳されている部分は「賛」の方が強いようですね。
ネックになっているのは劇中を占める会議シーンの様子。日本の文化や日本語の表現、さらに政治・特撮への造詣などによって、評価が変わっています。
アヴェンタと呼ばれる男が、「孤独」というどん底から這い上がるために、歩み続ける様を描いたWEBマガジン
【シンゴジラ 感想や評価が、海外では低いのか?】
上記の通りの大見出しを打ち、ネット上の感想を引用。さらに自分で見た経験・感想を経て、独自の結論を導き出しています。
海外の人が見た場合、ゴジラの迫力は理解できても、日本語の会議の内容は意味不明・・・。
結局、ゴジラが登場するシーン以外は、退屈でつまらなかった・・・。
その一部がこちら。
やはりギュウギュウに詰め込まれた激しい日本語での会議シーンは、海外で受け入れられにくいのではないか?
……という結論に至ったようです。
記事はそこから「シン・ゴジラが何を描いているか?」というテーマに移り、ひとつの結論を導き出しています。
はべにゅう
・1つ知ってる。「進撃の巨人Attack on titan」よりましだ。
いきなり和訳された感想がこれで笑ってしまいました。
進撃の巨人も賛否両論が分かれるというか、特に「否」を強烈に聞きましたねぇ……。
他にも、こちらの記事で和訳されている意見は否定方向がかなり多め。
これまで上がってきた会議シーンの不評ではなく、2014年版のハリウッドゴジラとの比較が目立っています。
ニコニコ動画(youtube)
【海外】シン・ゴジラ【感想】
【海外】シン・ゴジラ【感想】 by 江一 恵 - ニコニコ動画
ニコニコ動画の動画が上位にランクイン。
といっても、中身はyoutubeからの転載でした。
海外のゴジラファンが新宿でシン・ゴジラを観賞。その感想をふたりで語り合うという内容。
動画内容はもちろん英語とはいえ、そこはコメントが流れるニコニコ動画の強み。語学に自信勢が来場し、和訳コメントをつけてくれています。
視覚効果や音楽にも言及し、とにかく深い内容を語ってくれていますね。
【海外の反応】『シン・ゴジラ』予告編を見て大喜びするアメリカの青年
【海外の反応】『シン・ゴジラ』予告編を見て大喜びするアメリカの青年 by ハイゼンベルク エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画
またニコニコ!
またyoutubeからの転載!
そういや最初期のニコニコってyoutubeに間借りしてたなぁ……と懐かしくなりました。
こちらは先ほどのものと違って、予告編を見てエキサイトするという内容。言語は英語。和訳字幕も有志がつけてくれています。
やらおん!
【悲報】『シンゴジラ』 外国人にボロクソに叩かれる!「本当に日本人のためのゴジラ、他の国で上映しても、誰も面白く感じないだろう」 | やらおん!
こちらも有名どころ。
有名の大体は「いろいろやらかしてきた」歴史でもあるでしょうか……。
内容はいつも通りと言えばいつも通り。過激な意見をより集めてお届けしています。
槍玉に上がっているのはヤフー映画の匿名レビューと小林よしのり氏の意見。
氏より先生と呼ぶべきなのかしらん。
小林先生のネタバレあり感想はこちらがオリジナルです。
一人、一人、別々の感想があってよい。
という末尾にすべてが込められている気がします。
まあ、最近の「何でも噛みつく癖」を正当化しているように見えてしまう面はありますが……。
格ゲーブログ(仮)
もし、WWFスタイルのはっちゃけたゴジラのvsムービーが好みなのであれば、たぶんがっかりするだろう。
なんちゅう表現じゃ。
しかし、アメリカンな表現ではあります。
それでも昭和ゴジラなら、昭和ゴジラならきっと、キングギドラにピープルズエルボーをかましてくれる……。
もしかしたら、ペディグリー。かもしれないけれど。
そんな海外の反応まとめ。
最初の方では未視聴者による感想もあって、「そうそう、こういう受け止め方ってあるよね」という気分になります。
「シン・ゴジラ 海外」検索その他サイト抜粋
基本的に、「海外で酷評!」記事はどれも最近公開したシンガポールのものに偏っていますね。
今後はタイなどでも公開予定ですし、アメリカでも今年中には公開の運びとなっている話ですし、情勢は流動的と見ていいでしょう。
変わり種ではこんな記事も。
フィリピン版の予告のネタバレがすごいというもの。
ただし、引用元のyoutube動画は東宝の申し出で削除済みです。
おっと、北米版の公開に関する記事もありました。
またこれまで英語圏では『Godzilla Resurgence』のタイトルで紹介されることも多かった本作だが、英語版タイトルが『Shin Godzilla』であることも確認できる。
ほー、英語版タイトルは「Shin Godzilla」なんですね。
ロサンゼルスが北米最速で公開し、その後ニューヨークでプレミア上映も実施されるとのこと。
他のサイトでは「あの長くて速い日本語をどう英語字幕に直すんだ?」との疑問の声もありましたが、さてさて、そこは翻訳家の腕の見せ所なのでしょうね。
アメリカやカナダでどういう受け止められ方をするか……。
そして、その波紋が今後の日本映画にどういう影響を与えるのか?
非常に楽しみですし、その楽しみを共有できる側へ、私もいつか加わりたいと思いますね。