まあお聞き。

最新のニュースやゲーム、動画、本などの話題について、1マスずれた面白い話をお届けします。

みんな、馬券が短期的すぎてビビる。

スポンサーリンク

www.ikedahayato.com

 タイトルに特に意味はない。イケダハヤトさんのこの記事から拝借した。

db.netkeiba.com

 穴馬というのはふとした瞬間にぽよんと現れるものだが、長い競走馬生の中では何度も穴馬券を提供する馬というのがいる。そういう馬をどこで買うかが非常に重要で、買い時を見極めないとJRA銀行やNAR銀行にたんまりと預金する羽目になる。
 で、それを教えてくれたのが上記のゴールデンロドリゴというわけ。ロドリゴデトリアーノ産駒、母父トウショウボーイ。1997年生まれ。そんなに前になるかぁ。中京でのCBC賞にやたら強い馬だったが、実はそれ以前にも穴を開けている。吉田稔が乗った時の知多特別(まだ900万下の時代!)、13番人気での勝利。単勝48.3倍はおいしい。

 

db.netkeiba.com

 戦績の割には人気がいまいちだった例といえば、このアユサンもそう。ディープインパクト産駒の母父Storm Cat。丸山からCデムへの乗り替わり。クロフネサプライズやレッドオーヴァルが人気していたが、見事に桜花賞を制した。そして、直後のオークスでは3番人気に上昇するも4着。

db.netkeiba.com

 同じ牝馬から二度花開いた例を持ってくるなら、タムロチェリーはどうだろう。小倉2歳Sで単勝万馬券。さらには阪神JFでペリエに乗り替わって勝利。小池からペリエなので、さすがに人気は結構したが、それでも18倍。で、春のチューリップ賞では2番人気ながら12着大敗。以後、引退レースの北九州記念を除いてすべて2桁着順という、「2歳女王とは何だったのか」状態になってしまった。

db.netkeiba.com

 その年の桜花賞で勝ったのがアローキャリー。タムロチェリーに阪神JFで惜しくも敗れたものの、ファロンが乗って9番人気の2着。本番の桜花賞にはアネモネSを1番人気8着というアレな戦績で臨んだが、池添に導かれて見事にG1を制した。その次のローズSは5番人気ながら16着。株でも競馬でも、後追いは危険なのである。

db.netkeiba.com

 ただ、勝っても好走しても評価が上がってこない馬というのはいるもので、このフーラブライドもそれに当てはまるのではなかろうか。500万下を9番人気で1着、愛知杯を12番人気で1着、日経新春杯を10番人気で2着。

db.netkeiba.com

 まあ、評価が上がりきらなかった馬といえば、やっぱりこのメジロパーマーさんに落ち着きそうだよね、という話。1992年はいろいろおかしい。新潟大賞典は7番人気1着。宝塚記念は9番人気で1着。有馬記念に至っては15番人気で1着。メジロ黄金期の一角恐るべし。

 と、時代を問わずに穴馬券を提供する馬というのはいるもので、変に近走実績を気にするよりは、過去実績で穴を開けた馬を定期的に追い続けるのが良いかもしれない。でもねえ、それがめんどくさいんだ。楽しい面もあるんだけどね。1レース16頭出るとして、それを何度も続けられますかってお話。
 やはり、重賞とかメインとかに絞って使うべきなのだろうか。

db.netkeiba.com

 しかしながら、世の中にはこのメイケイペガムーンのように謎の激走を見せる馬がいるから、一概には言い切れないのである。ちきしょう、どうして逃げに転じて成功したんだ。単勝243倍とは狂気の果てにしか生まれないのかもしれない。

そこでふと思ったのですが、この仮想通貨やVALUの登場は、その人がどれぐらいのスパンで利を得ようとしているのかがハッキリとわかるようにしてくれたなということ。

 どの分野でも長期的なスパンで見続けた方が良いようだ。自分がオーナーになったつもりで、潜在的穴馬を追い続けるのが良いとも聞くが、さて、それを徹底できるかどうかが問題なのだろう。

鳥井さんも指摘していますが、今までは可視化されにくかった「経済感覚」が見えやすくなってきてますね。

 だが、残念なことに、寺銭を25%近く持って行かれる競馬に傾倒していること自体、この「経済感覚」が欠如しているのかも……。