我々は「ロックディスタウン」に何を求めているのか
タイトルに特に意味はない。面倒なのでホッテントリメーカーを使っている。
で、ロックディスタウンである。
オルフェーヴル産駒、母父Storm Cat。直線は前が詰まるかな……と思いきや、外に出してからぐいぐい伸びて終いの勝負を制した。
母ストレイキャットはすでにこの世にないという。最後の娘というわけだ。
ああ、調べてみたら、タガノエリザベートやキャットコイン、ワンブレスアウェイの半妹か!
叔父にゼンノロブロイがいる血統だ。こりゃ1番人気になるのも納得。
ルメールが指摘した気性の問題も、道中でしっかりと折り合い、直線も進路を求めスムーズに外に切り替えた戦いぶり、追い切りを重ねても馬体が減らなかった点を考えると、競走馬としてマイナスになるものではないという感触だ。確かにパドックでは多少チャカついていたが、暴発しそうな雰囲気は感じなかった。
生産、育成牧場での産駒の評判も、その父ステイゴールドに比べれば、断然扱いやすいというものが多く、おそらく「勝負根性」の方向に転化していく種類の気性の激しさなのだと思う。
どうかなー?
オルフェーヴルの仔だよー?
むしろジョッキーを振り落としてからが一流なのではないか。
とか思ってたら、このまとめスレを見る限り、ちゃんとルメールを振り落としかけていた。
ああ、ステイゴールドからオルフェーヴルの流れだわ、この娘さん。
毛並みも立派なもので、こりゃ今後が楽しみにもなる。新潟とはいえ、32.5の上がりは楽しみだし。
《将来性》「能力が高いし、とても乗りやすい。距離は2000メートルくらいあっても問題ない」とルメール騎手。父の産駒として2頭目の勝ち上がりだが、大物感が漂う。使った後にテンションが上がらなければ、大舞台での活躍も可能だろう。
使った後にテンションが上がらないオルフェーヴル産駒か……どっちの方がいいんだろう。
オルフェーヴルの場合は単に池添が嫌いだった説があるけれど。
馬体重490kgとはこの系譜にしてはちょっと大きめ。マイルから中距離が主戦場?
とはいっても、最近はキタサンブラックみたいにデカかろうがしっかり長い距離で戦える馬も多いからなぁ。
小さいからタフとも限らない。素人考えもいいところだと笑われそうだ。
まあ、コンテナとか見てると、やっぱりある程度以上にデカいと短距離馬な感じはしてくる。
古くはヒシアケボノみたいな例もあるし。
でも、シルクオーディンは中距離馬だったな。
……本当に中距離馬だったのか、成績的にはなんとも断定しづらいか。
さて、ロックディスタウンの次走はどこだろう。順調なら新潟2歳S?
それとも休んで秋戦線に備えるのか?
新種牡馬産駒の今後を考えるのは楽しい。それが注目株なら特にそうだ。