マヨネーズ万能説について調べてたらダイエットに使える可能性に行き着く
マヨネーズと言ったらクロノトリガーのマヨネーを思い出す
すこぶるどうでもいいので、この見出しについては触れない。
なぜそんなにマヨネーズについて調べていたかというと、この記事を読んだから。
心の底からマヨづくしの記事である。
私はマヨネーズが大好きです。
毎日のようにマヨネーズを食べています。
子供の頃からマヨネーズが大好きです。
私の人生はマヨネーズと共にあります。
まるで椎野四段活用にまで発展しそうなくらいに熱い語り口だ。
で。
この該当する記事では、なるほどマヨネーズが合いそうなものが書かれている。
「絶対うまいやろ!」と叫びたくなる人もいるはずだ。現に私は腹が減ってきている。
えるしっているか。でぶはすぐはらがへる。
実際問題、マヨネーズが合わない食べ物というのは少ないだろう。何しろマヨネーズの味は喧嘩型というより調和型のように思えるからだ。大体は見事なハーモニーを奏でてくれる。
そういえば、アンジャッシュの渡部がアメトーークで「明太マヨは何にでも合う」というネタをやっていたのを思い出した。
マヨネーズではイメージに反して太らない?
そうこうしていたら、こんな記事に行き当たった。
何だこのストロングスタイルな記事タイトルは。「マヨネーズ 糖質」で検索すると1ページめの1番上に堂々登場した。
このタイトルは確かに吸引力がある。見習いたいものである。
カロリーハーフじゃない方が糖質量は低いという不思議
うっかり勘違いしそうになるこういう不思議な現象は、糖質制限をするようになって方々でよく見かける。カロリーをカットし、健康食品を謳った商品ほど、逆に糖質が高くなるという話。そのからくりは難しすぎて正直よくわからないが、キューピーのマヨネーズの成分表示をよく見ると、スタンダードなタイプには砂糖が使われていないことに気づく。それに対して、カロリーハーフやライトという商品には、なぜか砂糖が使われているのがわかる。
そうなのだ。
この記事ではわかりやすく表として言及されているが、なんとカロリーハーフじゃない方が糖質量は低いのだ。びっくり。
つまり、ダイエットを目的にカロリーハーフを購入していた方々は、むしろ自分から太りにいっていたというジョークのような状況が生まれている。そう考えることも可能なのではないか。
じゃあ、本当にカロリーオフより糖質オフの方が減量に繋がるのか?
カロリーと脂質、糖質。ダイエットの敵であるこの3つのうち、もっとも太る原因となりやすいのは糖質(炭水化物)です。
このサイトではばっさりと断言されてしまっている。
しかし、信頼できるマヨネーズ……もといソースかどうかを検証しなければならない。
そう思っていたら、専門家監修のもとで書かれた記事を発見した。
その結果は……。
糖質制限とカロリー制限、どちらがダイエットに向くかは、取り組む人の食の好みや行動パターンによって決まると言えます。ひとつひとつのカロリーを記録して足していくなんて、面倒なことは苦手という人であれば、糖質制限が向いていますが、炭水化物大好き、好きなものを食べられないのが嫌だ、という人には糖質制限は酷ですし、長続きしないでしょう。
決してカロリーを軽視して良いわけではないが、このあたりは性格によって向き不向きが変わるということのようだ。
私は競馬の記録をつけるのは好きだが、食事のカロリー計算は苦手だ。糖質制限の方が良いかもしれない。と、夜食にラーメンライスを食おうとしている身で考える。バカめ。だから太るのだ。
腹持ちという観点から考える
エキセントリック少年ボウイのテーマでも歌われていた通り、腹持ちの良いものはとても大切だ。
空腹感がやってくると、それだけでダイエットに対する抵抗力が落ちていく。
食べてしまってもいい。そういう考えが脳内を駆け巡る。旅に病んで夢は枯野をかけ廻るが、こと食べ物に関しては気を病んで夢が胃腸をかけ廻るのだ。
その視点から考える時、15kgの減量に成功したというこの記事は大いに励みになるだろう。
マヨネーズをダイエットにオススメする理由
マヨネーズは確かにハイカロリーですが、脂質が多く腹持ちが良いためダイエット向きです。
マヨネーズの腹持ちの良さで間食が減りますし、次の食事が少なくて済むため、1日の摂取カロリーから見ると太りにくいのです。
例えば、オムレツを作るときにマヨネーズを包んで焼くと中がふわふわになり腹持ちも上がります。
カロリーも卵を1つ追加したもの(約80kcal)と変わらず、カロリーコントロールもしやすいためオススメです。
どうだろう。
腹持ちの良さという観点から見たマヨネーズダイエットのすすめである。
もっとも、この文中にもある通り、「脂質」が多い。
そういう観点で見ると、あるいは厳しいものがあるかもしれない。
近頃は低炭水化物食が流行っており、ほとんど脂質のマヨネーズはむしろ体に良い!なんて意見も見受けられますが・・・。
低炭水化物食はまだまだ科学的根拠が十分集まっているとはいえないので、どうかなーという感じです。
私としては、ほどほどの摂取をお勧めします。
管理栄養士の方がやっているブログのこの記事では、上記のように書かれている。
何事も「なお過ぎたるは及ばざるが如し」ということだろうか。
マヨネーズはおいしい
とはいえ、最終的に戻ってくるのはここだ。
マヨネーズはおいしい。
おいしいはマヨネーズ。
そんなおいしいものを1日でも長く楽しむためには、健康体を維持しなければならない。
自主自立の精神と自制の気持ちがあってこそ、毎日の健康は守られるのだ。病身の私が言うのだから、これは結構な説得力があると思っていただいて構わない。なんなら声に出して褒めていただいてもいい。
というわけで、クックパッドのマヨネーズ関連レシピページを載せることで、飯テロを敢行して本記事は終了する。
良い食事は良い作法、良い空間、良い調理があって初めてなし得るものだ。
この記事をご覧の皆様は、毎日良い食事の時間を取れているだろうか。
感謝もなければ感動もなく、ただただ口に運ぶだけになってはいやしないだろうか。
あまりにももったいない。別に生きとし生けるものへの感謝や神への信仰心を表さなくてもいいので、せめて楽しく食事をする手立ては取りたいものである。
ちなみに、こんな記事もあった。
■マヨ好き男子の自己分析:長所(括弧内は男子全体との差し分け)
家族や友人などの人間関係に満足している 「はい」 58パーセント(+16ポイント)
相手の遅刻を許せる 「はい」 79パーセント(+22ポイント)
自分の性格は優しい方だ 「はい」 82パーセント(+18ポイント)
人の心配事にすぐ同情してしまう 「はい」 80パーセント(+53ポイント)
人に対する思いやりの気持ちが強い方だ 「はい」 80パーセント(+46ポイント)いかがだろうか? ここまで見ただけで、かなり温厚な人柄が見えてくる。寛容で情に厚く、周りの人との関係も良好である人物像が浮かんでくる。これらは長所ととらえることもできるだろう。では、短所についてはどうか?
ふーむ、マヨネーズ好き、いいじゃないか。
……って、自己分析やないかい!
といったところでオチもついたので、本稿は終わる。皆さんも「マヨったらマヨネーズ」の精神でいくと、案外いいアイディアが浮かんでくるかもしれない。
または上の自己分析が当たっていて、人に優しくなれるかも。