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2016年阪神JF&カペラS&チャレンジC&ラピスラズリS予想

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競馬・競輪・ボートレース・オートレースが好きだ

 結局、自分が何に興味があるかというと、競馬や競輪や競艇といった公営競技だった。

 このブログで扱うかどうか決めていなかったが、他に強烈な話題もないのでしていく所存。

 あとは東方project関連もぼちぼちしていきたい。

 というわけで、2016年12月2週の中央競馬。土日の3重賞と土曜のOP特別ラピスラズリS。

 

 ちなみに。薄々おわかりかと思うが、本ブログは省力運転をモットーとしている。自分の知ってる範囲のことは極力扱わない。

 話題のニュースを漁った最初の1ヶ月間でそう決めた。面倒くさいことはやらない。

 なので、競馬も理論だった予想だとか血統の深い知識だとか詳細なデータとかオカルティックなサイン馬券とか、そういうものは一切ないと了解いただきたい。

 では、何を論拠とするか?

 経験と直感である。

 

 ここで「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」を思い出した方は大変すばらしいが、競馬などという20%~25%もテラ銭を取られるギャンブルをやる人間は概ね愚者なので、この先を見ない方が良いかもしれない。

 それでも、なぜ馬券や車券や舟券を買うのか?

 答えは一つ。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」だからである。踊ろうぜ、みんな。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ

 予想に入る。

 わかりやすいように予想印を採用する。候補にあげるのは4頭である。買い方はご自由にどうぞ。

◎ソウルスターリング
○リスグラシュー
▲アリンナ
△レーヌミノル

 記事を書いている2016年12月9日21時44分現在で1番人気2番人気3番人気が入っているクソほども面白くない予想である。

 2歳戦なんてわからんので仕方ない。わからんと放り投げられる自分を褒めてあげたい。私は褒めて伸びるタイプである。ただし、純粋な叱られて伸びるタイプに出会ったことはない。

 次は選んだ馬と選ばなかった一部の馬を1頭ずつ見ていく。

 

ソウルスターリング

 名前がかっこいい。G1馬の風格があると思わないか。思っていただきたい。

 見事な社台カラーである。そして怪物フランケル産駒。買わねばなるまい。

 何より鞍上がルメールなのだ。外す手はない。私は横文字に弱いので、外国出身騎手や外国人騎手はつい手が伸びてしまう。

 それでも、絶不調時のバルジューやまだ慣れていないころのアッゼニは買いづらかったが。

 

 競馬の内容を見てみる……が、中央競馬は実際のVTRをほとんど見ていない。

 最近、土日は体のメンテナンスに集中しているからだ。せいぜい後から重賞を確認する程度である。

 なので、「あのレースでは外々を回らされて云々」などとは言わない。数字でしか判断しない。

 その点、新馬戦もアイビーSも上がり最速で勝利のこの馬はわかりやすい。

 アイビーSに至っては先行して0.3秒差つけての快勝なので、これだけで買う理由になる。

 いずれも1800m戦だったため、スタミナの心配もないのは強みだ。

 

リスグラシュー

 フランス語で「優美な百合」という意味らしい。キャロットFらしい名前と血統である。

 新馬戦こそ負けたものの、未勝利を0.7秒差で圧勝。アルテミスSも1番人気1着となった。

 人気で勝てる馬は強く、鞍上の戸崎は人気で勝てる騎手である。外せない。

 また、アルテミスS組は歴史が浅いもの、阪神JFで結果を残している。これも好材料だ。

 じゃあ、シグルーンとサトノアリシアも買えよという声が聞こえてくる。無視する。

 

アリンナ

 ノルマンディーサラブレッドレーシングの持ち馬。「ヒッタイト神話の太陽の女神」の名前らしい。

 いきなりどうでもいい話をするが、ノルマンディーサラブレッドレーシングの名前を見るたびに「ノルマンディーひみつ倶楽部」を思い出す。

 その次に、史上最大の作戦でルントシュテットだかが「ノルマンディー!?」と驚く場面を思い出す。

 どうでもいい話、終わり。

 

 マツリダゴッホ産駒。母は中央3勝のヴンダーゾンネ。どこかで聞いたことがあると思って調べてみたら、2011年に単勝90倍馬券を出した馬だった。取れずにのけぞったものである。

 母父グラスワンダーだし、スタミナ大丈夫じゃねーの。

 そう思わないでもないが、ヴンダーゾンネは完全に短距離馬だった。

 この馬はここまで逃げて買ってきている上に、今回がマイル初挑戦。阪神のマイルでG1のペースでどれだけ戦えるか……。

 田辺騎手が何とかしてくれるのではないかと祈る気持ちが半分である。

 祈った時点で負け? それはそうかもしれない。

 

レーヌミノル

 キタサン冠やサトノ冠がG1を勝てる日は来ないと思っていたが、いつの間にか良い馬が出てきてしまった。

 かつてはダイワ冠なんかもそうだったし、買い続けていれば良い馬が巡ってくるものらしい。

 となると、吉岡オーナーのミノル冠もとうとうG1を取るかもしれない。

 というわけで、レーヌミノルである。最近ちょっと良い感じというイメージを持っているダイワメジャー産駒。あくまでも私のイメージなので実際は知らない。

 

 前走は京王杯2歳Sで0.1秒差の2着。この馬も距離が心配ではある。

 なんといっても戦績で目立つのは2走前の小倉2歳Sだからだ。

 1番人気で1着。しかも、2着に1.0秒差。ここまで見事だと早熟ローカル専用短距離馬じゃないかと疑いたくもなるのがわかるだろう。

 だから、「次の買いタイミングはサマースプリントシリーズじゃないっすか」と言われても諾々とするしかないのである。無念。

 ここで良い走りをして一泡吹かせてやれ。現時点で3番人気だぞ。

 

ディーパワンサ

 Twitterでよく名前を見るこの馬。ディープブリランテ産駒。キャロットF。

 中京2歳Sを勝って臨んだデイリー杯2歳Sでは4着。ただし0.1秒差。

 お前の評価どうすればええねん、と結構悩んだが切った。シュタルケ意地の一撃が来たらごめんなさいである。

 ちなみに、馬名は「スリランカで最古の歴史記録」とのこと。すごいところから取ったもんだ。

 

ジューヌエコール

 3連勝でここに臨むサンデーRの馬。クロフネ産駒、母父にアグネスタキオン。

 鞍上はバルザローナ。これをどう見るか。シュタルケと一緒でここは厳しいのではないかと見た。

 ただし、このバルザローナ、連対率は0.200ある。今回の免許での騎乗は75回だが、一流の数字だろう。

 累計の連対率でも0.195(騎乗回数195回)あるのだから、良い騎乗をする騎手なのだ。って、数字同じだな。面白い。

 それでも切った。デイリー杯2歳Sの勝ち馬だったから。この組は全切りすると決めたんだい。

 

ジャストザマリン

 1戦1勝馬。切り。ジャスト・タイムクラブの持ち馬。ジャスト・タイムクラブは別に一口馬主を募集するクラブ馬主ではないらしい。

 なんと栃木産馬。おいおいすげえな。ここを制覇したら歴史に残る快挙だ。

 ディーパワンサと同じディープブリランテ産駒。母父Tiznow。

 Tiznowは2001年BCクラシックの実況が聴きたくなる。あれ、2000年だっけか。どっちだったかな。

 ホームストレッチでの叫びがいいんだ、これが。

 

カペラS

 何だか□地にもチャンスがありそうなメンバーである。

 しかし、中央があまり強すぎるのも味気ない。ここは頑張ってほしい。

 と、応援はするが、予想はすべて中央馬で固める。応援するのはタダというやつである。大人は汚いのだ。

◎コーリンベリー
○ダノングッド
▲ノボバカラ
△カジキ

 では、1頭ずつ見ていく。

 

コーリンベリー

 中央の短距離はずいぶん久しぶりである。この距離のG3なら頑張れるだろう。

 サウスヴィグラス産駒らしいところを見せてやれ。

 ついでに母父ミシックトライブらしいところも見せてやれ。あと数年前まで「ミシッグドライブ」だと思っていた。反省。

 前走はJBCスプリント3着。前々走は東京盃2着。4走前には東京スプリントを0.5秒差で快勝している。

 短距離のスペシャリストと言っていいだろう。さきたま杯はまあしゃーない。

 

ダノングッド

 ダノンで丸田でカペラS。ダノンレジェンド驚異の大駆けを思い出す。

 そんなダノンレジェンドも立派な一線級になった。丸田騎手からは離れちゃったけど。

 では、新たな相棒を作るまで。Elusive Quality産駒。母父Storm Cat。

 Elusive Qualityってよう知らんなと思って調べてみたらSmarty Jonesの父でビビった。

 他にもRaven's PassやらQuality Roadやら、どんだけ繁殖エリートだよ! お前、G3しか勝っとらんやんけ!

 父のGone Westの偉大さもあるのだろう。繁殖になれたのだから。

 

 前走はプロキオンS6着。ノボバカラからは0.5秒差だった。通過順位が2-6とハチャメチャ。それで残れるんだから地力はある。

 ダート1200を走ったことがないのも魅力的。

 こういうタイプは距離短縮で抜群のパフォーマンスを示すことがある。

 1400でハナ取れるかわからんのに1200じゃ絶対ムリだろだって?

 そうかもしれないが、控えて結果を出すかもしれないじゃないか。見守ってあげよう。

 

ノボバカラ

 アドマイヤオーラ産駒という時点でいろいろかっこいい。母父はフレンチデピュティ。

 前走武蔵野Sは3番人気ながら1.0秒差の9着と敗北。1600は長かったか?

 条件戦では通じたが、昇級して厳しくなったパターンと見る。

 北海道SCではなんとダノンレジェンドとタイム差なしの2着。強いぞ、ノボバカラ。

 鞍上の内田騎手は今年の中央重賞勝鞍が青葉賞しかない。そろそろ2つ目がほしいだろう。1番枠に入ったからには逃げるかな?

 

カジキ

 ネタ枠ではない。この馬だって去年の2着馬である。

 前走のオータムリーフSが2番人気ながら1.6秒差の14着と惨敗しているが……。

 本来の力はこんなものではないはずだ。

 7歳という加齢による衰えの可能性もあるが、ここは信じてあげたい。

 同じレースでは良い活躍をするということを、私はネイティヴハートから学んだのだ。カジキだってきっと。

 

チャレンジC

 相変わらず単にチャレンジCと言ってもピンと来ない。

 この時期にあるのも、どうにももやもやする。

 しかし、愛知杯のように条件がころころ変わっているわけでもないから、いずれ慣れるだろう。

◎ブラックスピネル
○マイネルハニー
▲ケツァルテナンゴ
△タッチングスピーチ

 うーむ、メイショウナルト……小倉記念以来の着を拾って稼げるかどうか。

 

ブラックスピネル

 今年の白百合S馬。タニノギムレット産駒。音無厩舎。サンデーR。

 富士S、ポートアイランドS、ラジオNIKKEI賞とすべて0.5秒以内。決め手に欠けるのう。

 しかし、このメンバーかつ鞍上ルメールなら前進があるだろう。

 先団から好位につけられれば勝ちが見えるぞ。

 

マイネルハニー

 ラフィアンで柴田大知。いつもの組み合わせ。マツリダゴッホ産駒はともかく母父ナリタブライアンというのがいい。

 前々走アイルランドTの2着は好材料。0.2秒差なら充分だ。

 前走福島記念は2番人気で0.6秒差4着。許容範囲。

 それもあってハンデ55kgだが、それだけ力を見込まれているということでもある。

 

ケツァルテナンゴ

 今年の白富士S馬。このレースに出た馬には気をつけろ。ダンスアジョイがそう教えてくれた。

 前走の中日新聞杯は8番人気8着。ただし0.3秒差。何しろこのレース1着から16着までが0.5秒差というギャグのようなレースだった。

 ハンディキャッパーはガッツポーズしたんじゃなかろうか。おかげで3連単は25万馬券になってしまった。

 今回も鞍上は引き続きシュタルケ。G1レーシングとしても重賞勝ちがほしいだろう。

 もう値段に見合わないなんて言わせないぞ。

 

タッチングスピーチ

 近走不振だが、すべては京都記念で2着しちゃったから牡牝混合路線に回されたのが元凶だと思っている。

 エリザベス女王杯で2着する実力があるのだ。混合ならこういうG3が主戦場のはずなのだ。

 宝塚なんて使っちゃってもったいない……。

 まあ、ディープインパクト産駒で母父Sadler's Wells。馬主は我らのサンデーRだ。

 少しでも高みを目指したかったのだろう。石坂厩舎でもあるし。

 騎手が松山騎手になることで、人気も落ち着きそうだ。そういう時に要注意なのである。

 

ラピスラズリS

 Twitterでつぶやいた通り、ラピスラズリSである。

 宝石のラピスラズリやヘカーティア・ラピスラズリが好きな方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

 本サイトの予想は以下の通り。

◎レッドラウダ
○メラグラーナ
▲ナックビーナス
△ラズールリッキー

 これまた人気サイド多めの、けったくそ悪いと言われても仕方ない内容である。

 仕方ない。選んだらこうなったんだから。

 内容は次の通り。

 

レッドラウダ

 一見1000専用機のようだが、小倉2歳S3着がある。1200でもいけるだろう。

 個人的にお気に入りのダイワメジャー産駒なのがいい。母父Machivellianも好材料。

 引き続き主戦の石川を確保で、目指せOP勝利。前走はそこそこ負けてるのは見なかったことにする。

 稲妻Sのような走りをしてくれればいいんだよ。

 

メラグラーナ

 重賞初挑戦かつ昇級初戦で1番人気というヤバイ要素たっぷりで挑んだ京阪杯は14着。

 2.3秒差とはずいぶん離されましたね、奥さん。

 Fastnet Rock産駒のマル外。馬名の意味はイタリア語でザクロ。

 戸崎だし吉田オーナーだし、強いでしょう。前走は馬場も敗因にありそうなので、ちゃんと良馬場ならオッケー。

 

ナックビーナス

 前走オーロCで見事な逃げ切りを果たしたダイワメジャー産駒。今まですべて6着以内という堅実派。

 今回も横山典が手綱を取るので安心……か?

 ただ、斤量2kg増と同型多数なのがどうかという問題ではある。

 逃げ馬多数は短距離戦の宿命だ。そこからどう粘るかが問題なのである。やっちまいな!

 

ラズールリッキー

 1200の黛は買い、と勝手に思っている。ローカルならさらに威力が増す。

 ただ、今回は中山。前走みちのくSは福島芝1200だったが、ここはどうだろう。

 スタチューオブリバティ産駒、母父グラスワンダー。

 4走前の葵Sではナックビーナスから0.1秒差の2着だった。

 どうせ鞍上や血統からも人気しないだろうし、再度の一発を狙うのもアリだ。

 

イッテツ

 悩んだ末に切った。ここ4走の動きが別格。

 モレイラが乗ったら覚醒したの? どういうシステム?

 洋芝専用機かと思ったら、前走の道頓堀Sでも0.4秒差で逃げ切り快勝しおった。なんやねん。

 短距離戦の○外&勢いは怖いんだよなあ。あっさり持ってったりするから……。

 来たらごめんなさいというやつである。